長渕剛が珍しくトーク番組に出演し半生を語っていました。その内容は私には衝撃でした。彼は若くして成功し苦労をあまりしていない方と勝手に思っていたからです。
・家が貧しく小学四年生ではじめて友達の誕生日会でケーキを見たこと。
・自分の誕生日会をひらいたら、料理があまりいいものではなく、そのときの友達の顔が忘れられないこと。
・両親がいつも激しいケンカをしてそのあとお互い陰で泣いていて、長淵はいつも傷ついていたこと。
・父が学歴が良くなく警察組織のなかで苦しんでいる姿を見ていたこと。
・貧しくて痩せていたが、中学のプールで上半身裸になった姿を女子に笑われたのを忘れられないこと。
・二十代でトップに上り詰めていく陰で、母親の闘病や認知症に相当悩み苦しんでいたこと。
他にも色々な話がありました。
とても男らしくて、そのなかに人を思いやる優しさがにじみでている素晴らしいかただとも思っていましたが、やはりそういう方は苦労されて美しくなっていくのだとあらためて思いました。
東日本大震災の時に自衛隊の応援に行き、みんなで乾杯を歌っている動画がありますが、何度みても感動します。
苦労の先には必ず何か素晴らしいことがあるとあらためて思いました。