先日、爆笑問題の太田光さんの記者会見の映像がYoutubeに上がっていましたので
視聴した感想を書いてみたいと思います。
一言でいうと、わたしにとってはいろいろと学びのある会見となりました。
会見の内容は、週刊誌に「大学に裏口入学した」との記事が掲載されたため、事実と違うと名誉棄損で裁判を起こした結果、地裁判決で一部名誉棄損が認められたことに対するものでした。
当初視聴した目的は、太田さんが会見冒頭で「多目的トイレ」をいじるなどしたとのことなのでどんな会見だったのか単に興味があったためです。
普段の太田さんは、破天荒キャラで番組をぶち壊しにいく面もあるかたでしたが、予想をはるかに下回る静かで大人な態度でしたので、そのギャップにまず驚きました。
会見当初こそ、太田さんらしい時事ネタをいじる場面もありましたが、質疑応答では記者の質問ひとつひとつに誠実に非常に丁寧に対応してました。
その言葉の節々には、「父親に対する尊敬の念」や「芸人としての覚悟」や「何があっても怒りでなく凛とした姿勢であること」などの感情が垣間見れる素晴らしい受け答えだと思います。
驚いたことは、「週刊誌側が即日控訴したことに対してどう思うか?」との質問への回答でした。
さすがにこれには、多少なりとも怒りをあわわにすると予想したのですが、太田さんは「週刊誌さんにもプライドがある。」、「控訴は法律上守られた権利ですのでかまわないと思います。」とさらりと言っていました。
おそらくこの会見は、見る人にとって大幅に感想がわかれると思います。
わたしはこの会見から憶測になりますが、次のようなことを感じとりました。
・過去に様々な苦労をし、今も覚悟をもって生きている。
・見ている視点や目標地点がわたしの想像以上のものであり、高いところにある。
・根底に愛のあるかたである。
みなさんはどう感じましたか?