先日に映画「マイノリティリポート」を見た感想を少し書いてみたいと思います。
この映画は2002年公開と少し古めの映画です。
主演はトムクルーズになります。
映画の名前だけは聞いていたのですが、まったく見たことがなく何の映画かの予備知識もなくみました。
感想としては、2054年という近未来を描いた映画ですが古さを感じさせない世界感に引き込まれました。
車の自動運転やパソコンのモニターが空間に浮かび上がるなど、もうすぐに実現しそうな技術がでてきており、違和感がありません。
世界感は暗めで、トムが昔子供を失ってトラウマになっていることや予知者が不気味な映像をみせたり、町全体も太陽があたらない感じで、スラム街のような雰囲気が多くでてきます。
序盤は犯罪予知システムによって、犯罪を未然に防ぐためトムクルーズが活躍する爽快アクション映画かと思いましたが、物語がすすむにつれてどうもそうではないことに気づきます。
完璧なシステムと思われたものが、どうも権力者によって隠されている不完全な部分があり、それをとりまく様々な陰謀があることがわかってきます。
おすすめ映画かというと、少し微妙なところです。
わたしはこの独特の世界感は嫌いではなく現実逃避できましたので見てよかったと思います。
明るい映画が見たい人にはお勧めできませんが、少し暗い感じの考えさせられる近未来映画が好きな人にはいいのではないでしょうか?
悪い奴は倒され、かつ最後に少し救いがあるので、見終わってモヤっとすることはないので安心してください。