映画「マスカレード・ホテル」を見た感想。
先日、amazonPrimeで「マスカレード・ホテル」を見ましたので感想を少し書きたいと思います。
ネタバレ少し含むのでご注意くださいね。
主演、木村拓也の良さ。
原作は何年も前に読んでいたのですが、内容を忘れていたので思い出しながら見ました。
主人公の刑事が犯行予告を受けたホテルの受付となり犯人を未然に捕まえようとするのですが、その役を木村拓也が演じていました。
木村拓也と言えばドラマでは少し癖のある演技が印象的ですが、それに比べると今回は少し押さえ気味で「すかした」感じの渋い演技でしたね。
髪も短めに切ってさっぱりした印象でした。あらためて見ると、やはり木村拓也はかっこいいなと思いましたね。
これからも、正義のヒーローだけでなく、コメディや苦悩する役や悪役など様々な役に挑戦してほしいなと思います。
余談ですが、お仕事ではSMAPでの事務所問題で悪役になってしまいましたね。反論など言いたいことはたくさんあるでしょうが、あえて人前で何も語らないところも潔くて私は好きですね。
そしてまた、相方の長澤まさみさんもさすがでしたね。まったく違和感がなく、本当にホテルの人ではないかと思うくらい自然な演技でした。
彼女の女優としての評価が高いのもわかりますね。
映画としての面白さは?
おすすめできるかの結論としては、正直に言うと中間ぐらいでしょうか。
理由としては、舞台が同じホテルの中だけなので、どうしてもシナリオの展開が小さめになってしまうところでしょう。
もちろん犯人絡みだけだなく、泊まりにくる人たちのエピソードが散りばめられていて面白いのですが、犯人逮捕についても同列のような感じになってしまうのは致し方ないのかも知れませんね。
三谷幸喜監督の有頂天ホテルのように、同じ場所で様々なエピソードが見れる感じが好きな人にはおすすめですね。
しかしながら、映像としても綺麗ですし、出演人も豪華で花があります。
何より二人の主人公の演技が素敵なので、お二人が好きでまだ見ていない方はぜひ見てくださいね。